Doracast Visual Mixer
ライブ放送向け リアルタイム映像合成ツール
キャプチャ映像、画像、動画、テキスト等をリアルタイム合成、制御ができる
でもそんなに使いやすくできていないのでオススメはしない!
動作環境
Windows 2000 / XP / Vista / 7
マルチコアの速めのCPU
広大なデスクトップ
ダウンロード
Doracast Visual Mixer 1.10 | 【 Download 】 |
Doracast Visual Mixer 60fps版exe | 【 Download 】 |
DVM用Flash ストップウォッチ 1.01 | 【 Download 】 |
ソフト種別
フリーソフト(非商用利用のみ)
寄付歓迎→アマゾネス
更新履歴
DoracastVisualMixer
Ver | Date | Detail |
---|---|---|
1.10 | 2007/08/18 | インストールフォント全て使用可能 (埋め込みフォント終了) 位置/回転/スケールの遅延アニメ機能 スケールコントローラ フェード処理の並列化 Captureの解像度設定方法を変更 DVM用Flashで_rootを使えるように修正 UIの改善 バグ修正 |
1.00 | 2007/02/11 | ワークスペースの読込/保存機能 UIの改善 DVM用Flash仕様Fixに伴う動作変更 |
0.93 | 2007/01/07 | やり残しもあるがとりあえずリリース |
DVM用Flash
DVM_SWF | Ver | Date | Detail |
---|---|---|---|
DVM_stopWatch | 1.01 | 2007/02/11 | DVM_Flash仕様Fixに伴う修正 |
DVM_stopWatch | 1.00 | 2007/01/08 | リリ-ス |
使い方
やればわかる 省略
デモムービーをみたらなんとなくわかるはず
【 基本操作デモムービー 】
ワークフロー
- DVM - ワークスペース読み込み等各種設定
- WME - DVMのOutput領域をWMEの設定で取り込み エンコード
- PeerCast - WMEのストリームを中継配信
ニコ生等 - DVM - ワークスペース読み込み等各種設定
- SCFH DSF - DVMのOutput領域を取り込み 仮想カメラに
- ニコ生 - 仮想カメラを選択して配信開始
DVM各項目の簡易説明
WorkSpace Control - 作業領域に関する設定をする
OutputResolustion | 出力解像度を変更 配信サイズに合わせるといいんじゃないの |
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OutputPosition | 出力位置を変更 |
LayoutScale | レイアウトコントロールの大きさを変えれる ワークスペースがいっぱいいっぱいになったとき用 |
P R S Delay | 位置、回転、スケールの変化を遅延してアニメします 0:遅延なし |
Workspace | 各アイテム設定を含めた作業領域の保存/読み込みをする |
Layer Control - 各アイテムの新規作成/削除、表示/非表示、前後関係を制御する
Iボタン | Imageアイテムを新規作成 |
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Tボタン | Textアイテムを新規作成 |
Cボタン | Caputureアイテムを新規作成 |
各アイテムの□ボタン | アイテムを出力画面に表示/非表示 |
各アイテムのXボタン | アイテムを削除 |
各アイテムをドラッグ | 前後入れ替え |
マウスホイール | アイテム数が10個超えたときスクロール |
Layout Control - 各アイテムの位置、レイアウトを制御する
各アイテムをドラッグ | アイテムを移動 |
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各アイテムの上下左右をドラッグ | 軸固定で移動 |
各アイテムのリングをドラッグ | アイテム回転 |
各アイテムのコーナーをドラッグ アイテム名の上でホイール | アイテム拡大 |
PrintSS、ClearSS | 現在の出力画面をレイアウトの背景に設定 位置確認等に使用 |
Attribute Control - 各アイテムのアトリビュートを設定する
共通アトリビュート | |
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Position | 各アイテムの位置(ピクセル) |
Rotation | 各アイテムの回転(度) |
Scale | 各アイテムのスケール(%) |
Alpha | 各アイテムの不透明度(%) |
FadeMode | フェードイン/アウト時のエフェクト |
FadeTime | フェードアニメーション時間(秒) |
イメージアトリビュート | |
Source | イメージのパスを指定 ・[DVM_source]フォルダ以下の相対パスの場合 「aaa.jpg」 ・ローカルドライブ絶対パスの場合 「c:¥aaa¥bbb.jpg」、「 file://c:/aaa/bbb.jpg」 ・Webの場合 「http://aaa.com/bbb.jpg」 |
Action | DVM用SWF専用、登録されたアクションを実行できる |
テキストアトリビュート | |
Font | フォントを設定 |
TextFieldSize | テキストエリアの大きさを設定(ピクセル) |
キャプチャアトリビュート | |
Device | キャプチャデバイスを指定 |
Resolution | 設定する解像度 SetResoボタンで指定解像度に設定 ただし、各キャプチャデバイス毎に設定できる解像度仕様があるので SetResoボタン後、自動的に最も近いモードの解像度に変更される また、2個以上同じキャプチャデバイス設定されたItemを作った場合、 その解像度は共有される仕様なので最後に設定した解像度になる |
Size | 拡縮するとき指定する |
SnapShot | 現在のキャプチャ画面をレイアウトコントロールに設定 確認に使用 |
設定ファイル
「DoracastVisualMixer.cfg」ファイルで設定できる
中身をみてわかる人だけ編集すること
項目簡易説明
addItem | 初期追加されるアイテム |
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imageSource | 初期登録imageソース |
initFont | 初期選択フォント |
favFont | お気に入りフォント |
仕様
フレームレート | 30fps固定 |
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最大解像度 | 1920 x 1080 |
image対応形式 | jpg、gif(最初のフレームのみ)、png、swf |
開発環境
Adobe Flash CS3 Professional (ActionScript2.0)
そのうちActionScript3.0でAIRに移行したい
問題点
- デスクトップを直接キャプチャできない
仮想カメラを利用して間接的にキャプチャが可能
デスクトップ部分キャプチャに対応してる仮想カメラソフト
【 SCFH DSF 】
【 SoftCam 】 - フレームをドラッグすることでキャプチャ範囲をリアルタイムに変更可能
【 VH Screen Capture Driver 】
※VHSCインスタンスが増殖する不具合があるがDVM側から対処不可
AdobeサポートによるとVHSCの問題かも
- gifアニメできない
Flashの仕様上、最初のフレームしか表示されない
swfファイルに変換しないといけない こりゃ面倒
- キャプチャ映像のチャンネル切り替え、色調補正ができない
ごめん ふぬああ等で設定して
Flashから調整できない
- ImageアイテムでDVM_sourceフォルダのファイル一覧を取得できない
Flash仕様上単体ではローカルフォルダのファイル一覧取得ができない
画像ファイル名をコピペするか設定ファイルにあらかじめ登録するしか方法はない
(ファイル選択ダイアログは表示可能だが出力映像の上に被るので出したくない)
- DVMウインドウの位置とサイズを保存できない
Flash仕様上制御が不可
他のアプリケーションで位置サイズを自動変更するほかない
非純正のプロジェクタも検討したが、描画速度が遅いのであきらめた
ほかのソフトで制御案
【 ウィンドウ矯正機 】 - ウィンドウが出ると指定位置、指定サイズに矯正する
- DVMが重い
重いらしい
配信時のエンコードを同じマシンでする場合はさらにマシンパワーが必要
主に重いのはキャプチャデバイスの処理
キャプチャレイヤー数と解像度サイズが重さに影響
あとは必要以上にレイヤーを作らないようにすると少し軽減できる
FAQ
(=゚ω゚)「マニュアル読みづらくない?」
すみません
(=゚ω゚)「以前のバージョンで埋め込まれてたフォントはどこ?」・あずきフォントP
・Famania
・青柳衡山フォント2
(=゚ω゚)「色調整はどうすんの?」ふぬああ等のキャプチャソフトから設定してください
(=゚ω゚)「解像度変わらないんだけど?」SetResoボタン押すまで指定解像度は設定されません
(=゚ω゚)「解像度すぐ戻るんだけど?」Flashでは扱えない解像度設定がされ、自動的に一番近いモードの解像度がセットされたためです
帯域の問題かわかりませんがFlashの仕様です
DVMは30fps固定しているので30fpsで選べる解像度でないといけません
キャプチャデバイスによって設定できる解像度は様々です
(=゚ω゚)「でも、ふぬああでは設定できる解像度なんだけど?」よくわからないけど、ふぬああでいけるけどFlashではいけない解像度もあるようです
DVM用Flash
DVM上のアクションボタンでアニメーションをコントロールできるFlashのこと
DVM用Flashを作るためにはFlash作成するアプリ(AdobeFlash等)とActionScriptの知識が必要
詳細はこちら
ドラユキが使用していて感じる不満点
- 別ウィンドウが出力画面上に被さる可能性
- わざわざ登録かコピペをしないと画像を使えない
- 画像の拡縮が汚い
- デスクトップを広く占拠
- キャプチャ解像度が高いと描画が激重い
- UIが使い辛い
- キャプチャデバイスを完全制御できない
- デスクトップキャプチャが別ソフト頼り